先日、ちらりと記事にしましたが、
うちのGT RTSロングテール号のエンド固定部ズレの件、
イロイロと考えた結果、このような動きになるのだと思われますのでレポートを。。。
まず、リアホイールが段差を越えるなどの衝撃入力が発生します。(ブルーの矢印)
そうすると、うちのロッカーチューンドサスペンションはロッカーリンクを介して、サスが沈み込み、
エンドはピボットを中心に回転します。(赤の矢印)
しかし、荷物を乗せているので、リアホールとBBには荷重が加わっていて、本体フレームのリアアクスルを回転する動き(グレーの矢印)はフリーとなり、それでズレが発生することになります。
これはRTSに限らず、一般のリアサスシステムであればこのようなことになるはず。
サスペンションをリジッドにしない限り。)
一般のリジッドフレームの場合。
リアホイールの突き上げは乗車加重と荷物の加重でエンド部は挟み込まれて押さえられたカタチになりますので、ずれることはないはず。
つまり、リアサスシステムはスィングアームが回転することによってBBとリアホイールの間がちょうどサバ折り状態となるため、ズレるわけですね。
と、いうわけで・・・対策。
リアホイールに加わる荷重を少なくし、フルサスリアスィングアームに荷重が加わるようにすれば、
ずれようとする動きを抑えられるはず。
というわけでそういう方向へ改造をしていこうなぞと考えている曇天の日曜日です。